悪徳商法顛末記

年末、年始にかけて起こった親類の物語。
年末、27日にやってきたセールスマン。
彼らは、まだらボケになってしまった伯母に布団を薦め、タダと称しながら一括払いのローンを組ませた。
それまで使用していた布団を持ち帰り、購入させる布団をしいてかえっていった。
しばらくした日、異変に気付いた同居する息子が問いただすと、マル○チと名乗るセールスマン、計4名がやってきて、布団を置いていったという。
相談を受けた我が家、なにせ年末、役所は閉まる、クーリングオフしようにも契約書すらない。
ドコの誰かも分からない。いくらのローンを組んだのかも不明。
控えをわざと置いていかなかったのだ。
年末年始を利用した悪徳商法だ。
ワタシ達ごときの知識では太刀打ち出来ない。
消費者相談窓口があると教えられるくらいだ。

年明けに相談した結果、どの通帳を使われたかも不明なので、すべて使用を止め、お金を引き落とせなくし、相手の連絡を待つという方法。
契約書控えを置いていかなかった場合、クーリングオフは7日たっても大丈夫だそうだ。
案の定、連絡がハガキで来た。
請求額は40万!
連絡先を見ると、以前マル○チを名乗って布団を売り付けようとした同じ会社だった。
その折は内容証明郵便でクーリングオフしたのだが、今の伯母にはその能力がない。
話合いの結果、クーリングオフし、布団も返して貰えるコトになったらしい。
マル○チの購入者名簿はだだ洩れなのだろう。
しかし、ほっと一安心だ。

悪徳商法にひっかかったら、諦めずに消費者相談窓口に電話したほうがいい。

こんな場合はクーリングオフが効くらしいし、マルチ商法なら20日クーリングオフ期間がある。
マルチまがい商法は分からないが、そういう対処の仕方も教えて貰えるはず。

とにかく、諦めない!
やね。
自己防衛はもちろんのコトだけど。
しかし、なんかえげつない世の中になったもんだなぁ〜(T_T)